加齢にともない、乾燥によって口元のシワや唇の縦ジワが気になることがありませんか?
唇のシワが目立ちだすと、カサカサしてリップののりも悪くなります。
アラフォーでもぷっくり感のある唇を目指すためには、口元のケアが重要。
今回は、口元や唇のシワについて悩んでいる人に向けて、その原因と対策についてご紹介していきます。
口元のシワや唇の縦シワを改善したい人はぜひチェックしてみてください。
目次
口元・唇のシワの原因と対策って?
いくら肌に弾力やハリがあって生き生きした表情でも口元がかさついていたり、唇に縦ジワができていると、なんだか勿体ないな~なんて思いますよね。
口元とはいえども、決して侮ることはできません。
なぜなら、口元はよく動く場所なので人に見られやすい場所でもあるからです。
とくに男性は、揺れたり動くものに反応するため、「目よりもつい口元を見てしまう」、なんて意見も聞くくらいです。
ほうれい線や唇のシワなど、口元にはいろいろな種類のシワがありますよね。
これらのシワはアラフォーになるといっきにできやすくなるので要注意!
口元や唇のシワができる原因をしっかりと理解してケアすることで、それなりに改善することが可能です。
大事なことは、それぞれの悩みに合ったシワ対策をすること。
今回は、口元にできやすいシワや唇の縦ジワの原因をしっかりと理解し、効果的なスキンケアなどを行うことで魅力的な唇を目指しましょう。
口元のシワの原因って?
加齢とともに口元にシワが発生しやすくなります。
口元のシワの原因はいろいろとあって、口周辺に細かいシワがたくさんあるようならば、乾燥が大きな原因であるといわれています。
口元の水分が不足してしまうと、ちりめんジワと呼ばれる細やかなシワができるのが特徴です。
一度できてしまったシワを改善するのは厄介なイメージもしますが、このちりめんジワは、しっかりと保湿をすることで目立たなくなります。そのため、正しいスキンケアを行うことをおすすめします。
また、口元はよく動かす場所なので、表情筋を動かすことによってシワができやすくなります。
こういったシワを表情ジワと呼びます。
表情ジワは、同じ場所にくっきりとシワが刻まれてしまう可能性が高いです。
笑いジワは、魅力の一つでもありますが、あまりにも気になる人は、日常から笑うときの表情などに気をつけてみることをおすすめします。
もしくは、眠る前やスキンケア後にマッサージを取り入れるのも効果的です。
歳をとることで、顔全体の筋力が落ちていくため、肌全体に弾力やハリがなくなり、シワやたるみができやすくなります。
肌全体の弾力がなくなってたるみができやすいことも、口元にたくさんのシワができやすい原因にもなっているようです。
唇のシワの原因って?
アラフォーにもなると、スキンケアでしっかりと保湿をしたり、こまめにリップクリームを塗らないと唇が乾燥して唇の縦ジワが目立つようになりますよね。
じつは、唇に関しては肌の新陳代謝(ターンオーバー)が一週間ほど早いといわれています。
そのせいか、顔全体のケアよりも唇のケアはうっかり忘れがちになってしまうなどのデメリットもあるようです。
しかし、唇については夏場も冬場もエアコンや外気の寒さなどの影響を受けやすく、乾燥しやすいといった特徴があります。
唇にはもともと皮脂がないので、こまめに保湿をして潤いを与えなければすぐに乾燥してしまいます。
唇は乾燥しやすい場所なだけに、年齢も出やすい場所ともいわれています。
その理由に、口元はもともと全体的に皮膚が薄いことが挙げられます。
皮膚が薄いと保湿をしなければすぐに乾燥してシワが目立ってしまうことはご理解いただけるでしょう。
ちなみに、口元の皮膚の薄さは、他の皮膚の3分の1程度の薄さとのことです。
そういうこともあって、念入りな保湿をしなければ乾燥して口元のシワだけでなくたるみなども生じてしまうので注意が必要です。
また、口元は動く場所なので、笑いジワなどができやすい場所でもあります。
唇だけでなく、唇と鼻の間も意外と乾燥しやすい場所なので、唇だけでなく、唇の周辺までしっかりと保湿クリームなどでケアする必要があります。
口元や唇のシワを改善するスキンケア・マッサージ方法とは?
~スキンケア編~
口元や唇のシワを改善するためには、日常からしっかりと正しいスキンケアを行うことが大事です。
問題なのは間違ったスキンケアをしてしまうと、下手に肌を刺激して逆にシワが増えてしまうことです。
しかし、日頃から正しいケアをすることで、シワはどんどん改善されていきます。
口元のケアは、なるべく早く実践すればするほど予防としても効果が高いので、気になった人はさっそく試してみてください。
クレンジングや洗顔で口元を洗う時は、「やさしく」触れましょう。
クレンジングや洗顔料で口元や唇を洗う時は、とにかくやさしく丁寧に洗うことが重要です。
皮膚の薄い場所は乾燥にもつながるため、汚れは丁寧に落としてほしいのですが、洗い方にも注意が必要。
洗いすぎや肌のこすりすぎは、肌に必要な保湿水分までも取り去ってしまうからです。
口紅やグロスなどをつけている人は、クリームタイプのクレンジグでやさしくにじませて落とすのが有効です。
ふき取るタイプのクレンジングだと、皮膚の薄い口元や唇に強い刺激を与えてしまい、逆に肌が痛む原因にもなります。
乾燥しがちな口元や唇のことを考えると、クレンジや洗顔料にもセラミドやヒアロルン酸などの保湿成分が含まれていることが理想です。
洗顔料で口元や唇を洗う時は、泡で包み込むように洗い、約32度~35度のお湯の温度を目安にして、30回ほど洗い流しましょう。
基礎化粧品で口元、唇全体にしっかりと保湿をしましょう!
頬や顔全体をしっかりと意識して保湿する人は多いのですが、口元や唇までピンポイントに保湿をしている人は意外にも少ないようです。
口元は、前述のとおり皮脂がなくて皮膚もうすい場所。
そのため、乾燥しやすい場所としても知られています。正しい洗顔を行った後は、化粧水や保湿乳液、美容液などでやさしく丁寧に肌を保湿した後、口元や唇にも集中的に美容液をなじませるなどして保湿をおこないます。
最近は美容アイテムなどで唇専用の保湿シートやパックなども売られているので、自分に合ったアイテムを選んで使ってみるのもよいでしょう。
しかし、そこで注意したいのが、毎回パックやシートなどで長時間保湿をしてしまうと、シートが乾いて肌の水分も一緒に奪われてしまうので要注意!
シートが乾燥しないうち(15-20分程度)にパックやシートを取るように気をつけてください。
とくに乾燥が目立つ人は、ヒアロルン酸やコエンザイムQ10、ビタミンC誘導体などの保湿成分やエイジング成分が含まれているアイテムを使うのがベストです。
とくにアラサーやアラフォー世代の人は、クレンジングや洗顔、保湿のすべての基礎化粧品において、保湿効果の高い保湿アイテムを取り入れることをおすすめします。
化粧水や乳液、保湿クリームや美容クリームにおいては、自身の肌に合った潤い成分のものを選んで使えば、肌の角質層までしっかりと水分を浸透させることができます。
口元や唇にまでしっかりと水分が入ることで、肌のキメが整い、シミやシワ、たるみなどの肌トラブルを改善することができます。
日頃からリップクリームで潤い補給を!
日頃から正しいスキンケアを行い口元や唇ケアをしていても、口元や唇は外気の刺激や乾燥に弱いもの。
外出先にもリップクリームなどを持参して、こまめに塗りなおす必要があります。
今では保湿に強いリップクリームなどもたくさん出ていますが、実はリップクリームは自分に合った種類や使用頻度を守ることが重要です。
なぜなら、リップクリームは塗りすぎることでも、逆に唇に強い刺激を与えてしまうことがあるからです。
唇の乾燥については、とくに女性にとっては気になるものではないでしょうか。
一日に何度もリップクリームを塗りなおす女性を見たことがありませんか?
一見、良いことのようにも見えますが、中にはそれによって唇に必要以上のダメージを与えている可能性もあるので要注意。
リップクリームを使ってみて、唇が潤わなかったり、唇の縦ジワが改善しない場合は、そのリップクリームがあなたに合っていない可能性大です。そのときはすぐに別のものに変えた方が良いでしょう。
色々と試してみた結果、どうしても自分に合ったリップクリームを見つけられない場合は、医薬品のものを選ぶのも一つの方法です。
医薬品のリップクリームであれば、乾燥がひどくて唇が荒れてしまったときでも安心して使用することができるからです。
リップクリームで効果がなかったときは、リップ美容液を試してみましょう!
リップ美容液というと、あまり耳慣れない人も多いかもしれませんが、最近はリップ専用の美容液などが大きな薬局やコスメショップなどで売られています。
リップクリームを使ってみて、十分に効果がみられたときは良いのですが、もしも十分な効果が得られなかったときは、リップ美容液を試してみるのがおすすめです。
なぜなら、リップ美容液はリップクリームに比べて保湿性の高い成分が入っているものが多く、それでケアしたとたんに、口元や唇のシワなどが改善された、なんて感想も聞くからです。
一度使った方はわかるかと思いますが、使い方についてもいたってシンプル。
まずは、唇にリップクリームを塗り、唇の上にラップを置いたら10分ほど置きます。ラップの上に適度に温めたタオルを当てると、より潤い成分の浸透力が増します。
このケアは髪のトリートメントにも近いかもしれませんね。
唇の奥にまでうるおい成分をたっぷりと閉じ込めることで、あとで、その触り心地が滑らかであることを実感させられることに間違いありません。
唇の縦ジワを目立たせないテクニックって?
メイク前の十分な保湿やリップクリーム・リップ美容液を使用することで唇が潤う人も多いのですが、それでもメイク前に唇が乾燥したせいでリップのノリが悪い!なんて日も希にあるかもしれません。
そんなときは、唇の縦ジワを目立たせないために有効なのがリップグロスを口紅の前に塗ることです。
これをおこなうことで唇がうるおって弾力が出ます。そこで口紅をプラスすると、とても魅力的なぷるぷる唇が出来上がります。ぜひ、試してみましょう。
~マッサージ編~
口元と唇のシワに有効なマッサージ方法
洗顔後にしっかりと保湿をした後は、口元や唇周辺のマッサージをすることで血行促進にもつながり、唇全体の血流がよくなることで肌本来の保湿機能の働きをアップさせることができます。
今からご紹介するマッサージ方法については、口元や唇のシワに有効なだけでなく、顔の筋肉をほぐして顔全体のシワを伸ばすなどの効果も期待できます。
ぜひ実践するようにしましょう。
- 手のひら全体で頬をやさしく包み込みましょう。
- 手のひら全体で頬を持ち上げるように、顎からこめかみに向かって大きく円を描くようにマッサージしていきます。
- 中指の腹で唇の上側を唇にそって中央から口角までやさしくなぞるように指を滑らせます。唇の下側については、中指の腹で口角を持ち上げてリフトアップさせるイメージで指をすべらせましょう。
- 耳の下を中指の腹で5秒ほどやさしく指圧した後、首元から鎖骨に向かって老廃物を出すように指をすべらせていきます。
マッサージを行うときは、スキンケア後に美容液やクリームをつけた状態でおこないます。そのとき、肌に強い刺激を与えないように注意しましょう。
~美肌後記~
今回は「口元、唇のシワができる原因と効果的なスキンケア対策」についてご紹介しました。
口元が若返るだけで、実年齢が一気に若返ったような気分になると思います。
口元が乾燥しやすいことに気付いている人は多くても、リップクリームの塗りすぎが逆効果であることに驚きを抱いた方はきっと多いことでしょう。
ご紹介した口元や唇のマッサージはスキンケアついでにできる1分程度のマッサージです。
ぜひ、面倒くさがらずに定期的に実践してみてくださいね。